SHランクC以下のダイバーが宇宙配信衛星をジャックして行うAstro Diveの配信をアストロジャックと呼ぶ。
古い法律により違法行為とされているが、Astro Diveの活性化や人気ダイバーの登場は政府の利益にも直結するため黙認されている。
アストロジャックにてバズったダイバーもSHランク昇格の対象となるため、一発逆転を狙ったアストロジャックが横行している。

Astro Diveを行う配信者の総称。

衛星を利用することで全宇宙に配信可能となった、画期的な配信用プラットフォーム。
チャンネルごとに広告収益が設定されており、動画再生数により収益金が得られる仕組み。
広告収益の一部は「宇宙配信衛星」を通して宇宙開発のための資金となるため、政府（宇宙設計省）はAstro Diveを積極的に支援しており、人気ダイバーはSHランクの昇格も認められる。
ただしほとんどの正規配信局はSHランクB以上の人間たちが独占しており、配信局自体の数も少ないため、ランク下位の人々は違法なアストロジャックにより配信を行っている。

身の回りのものを管理してくれるバーチャルアシスタントAI。
政府からSHランクB以上の家庭に各1台支給されている。
Mike Studioでは那緒所有のアポロをスタジオ居住者で共有し、セキュリティ管理にも使用している。

GTPなどの宇宙ネットに接続し、宇宙に向けて通信を行うための衛星。
地球周辺にも配信用に管理された衛生が数多く存在する。

我楽多KINGのファンネーム。
ホスト用語からひかるが発案。無名の我楽多KINGを成り上がらせてくれる太客を募集している。

地球と他の惑星とを結ぶ巨大なエレベーター。
軌道エレベーターの設立により、他の惑星への移動にロケットが必要なくなり、宇宙に行くコストが大きく削減された。

はるか昔、巨大隕石が地球に落下したことに起因し、様々な大災害や気象異常が発生した。
地球上の多くの土地は海の底に沈み、人類は絶滅寸前となった過去がある。
そのため、地球を脱出し、他の惑星に移住するスペースハビタット移住計画が推進されている。

大災害後、新たに設立された政府の中の機関。
主に保護区の管理や取り締まりを行っている。軍隊のように厳しく苛烈な管理方法で有名。

「Grand Galaxy Gala（グランドギャラクシーガラ）」の略称。
不定期に開催されるAstro Diveの祭典で、宇宙中で最も注目度が高い一大イベント。
トリプルGの優勝者には宇宙一の栄光と他の惑星への移住権が与えられ、SHランクも無条件でAランクに昇格する。
通常の配信でいくら人気を集めてもAランクまで昇格するのは不可能に近く、事実上SHランク下位の人々が地球から脱出するための唯一の手段となる。

北海道の札幌市にある保護区。漣、湊、颯の出身地。
現在日本国内で保護区が存在する地域は東京、名古屋、新潟、札幌のみ。

「Galactic thread protocol」の略称。
惑星間での通信を高速で行える通信技術・宇宙ネットの一種。
Astro Diveの通信に使用されている。

地球から他の惑星に建設したスペースハビタット（宇宙居住地）への移住計画。
スペースハビタットの数には限りがあるため、移住が認められるのはSHランク制度により許可された一部の人間のみというのが現状で、SHランクAの人々から順に移住が許可されている。

スペースハビタット移住計画に際し制定された、他の惑星への移住者を選別するためのランク制度。
出生時に出自を元に制定され、基本的には上がることが無い。ただし、犯罪や不祥事により降格する事例は数多く存在する。
ランクを上げるほぼ唯一の手段が宇宙開発事業に貢献可能なAstro Diveで人気になることなので、ランク下位の人間は積極的にダイバー活動を行っている。
SHランクはA～Eまでとランク外の6段階で振り分けられる。ランクにより待遇が大きく変わり、ランク外の人々は人間らしい生活をする権利が与えられない。

大災害や気象異常などにより崩壊してしまった建物等立ち入りが危険な場所は、新政府の国家保全局により立ち入り禁止区域に指定されている。

漣、湊、颯が通う高校。Astro Diveの名門校。

ATOMOSUREINNのファンネーム。
3人の話し合いで決定。ファンは仲間であり相棒であるというATOMOSUREINNのスタンスを表している。

SHランクを示すタグとして、イヤーカフ「プロテクティブカフリンクス」略してプロカフを左耳に装着することが義務づけられている。
プロカフの色はSHランクによって異なり、一目でランクが分かる。
中にはプロカフを偽装して装着している者もいるらしい…？

＜SHランクごとの色分け＞
Aランク：ゴールド
Bランク：シルバー
Cランク：ピンクブロンド
Dランク：水色
Eランク：緑
ランク外：黒

かつて東京のシンボルとして機能していたタワー。大災害により倒壊してしまったため、保護区内に位置しているが国家保全局により立入禁止区域に指定されている。
現在は解体されることもなく完全に放棄されており、かつての姿は見る影もない。

日本国内で区分けされた居住区の名称。
SHランク制度によりランク付けされた日本国民は、ランク別に指定された居住区に住む必要がある。
保護区にはC～Eランクの人々が生活している。
ごく一般的な居住区域で寝食に困ることはないが、保護特区に比べれば生活レベルは格段に落ちる。
居住区域間の行き来は許可が必要なため、Cランク以下の人間が保護特区に立ち入ることは困難。
Bランク以上の人間が保護特区から保護区に行くのは比較的容易だが、行きたがる人間はあまりいない。

本来居住不可能とされる危険な区域は「保護区外」と呼ばれ、一切の安全が保障されていない。
主にSHランク制度にてランク外とされた人々がやむを得ず生活している。
非常に劣悪な環境であり、日々犯罪が横行している。
ランク外の人間は保護対象とみなされないため、保護区に入ることも困難。

日本国内で区分けされた居住区の名称。
SHランク制度によりランク付けされた日本国民は、ランク別に指定された居住区に住む必要がある。
保護特区にはSHランクB以上の人々が生活している。
安全かつ宇宙開発により発展した最新科学技術が活用される区域となっており、一切の不便はない。

Mike Studioの飼い猫。スタジオの名前の由来にもなっている。
慧が学生時代に拾い、那緒と匿っていた。
過去、慧の長期不在中はセイラの家で面倒をみていたことも。

ATOMOSUREINN、Twi■■light、LMLMM×××♡、我楽多KINGのメンバーが共同生活を送るスタジオ兼マンション。
表向きは一般的なレコーディングスタジオだが、実際はアストロジャックを行う配信局。
那緒がオーナーで、慧が管理人を務める。
通称「ミケスタ」。

Twi■■lightのファンネーム。
那緒の発案。Twi■■lightに再び火を灯してくれる存在という意味が込められている。

LMLMM×××♡のファンネーム。
LMLMM×××♡を応援してくれる人々の愛称として百々汰が決定した。
響きの可愛らしさを重視している。